活動報告 2008-09

2009.11.14河村能舞台
… 能楽普及協会理事、河村純子様による「能楽おもしろ講座」は、タイトル通りユーモアたっぷり、実におもしろく、明快かつ奥深いお話でした。謡「高砂」のお 稽古をし、ゲストの何人かは鼓を打たせてもらったり、衣装を着せてもらったり、すり足の体験もさせていただきました。今まで能について知らなかった人も、すごく興味を持つようになりました。もう一度受講したい気持ちです。
 
2009.10.17京都市洛西竹林公園
… 竹林公園アドバイザーの渡邊正俊農学博士が、竹林公園の由来や日本の竹文化についての講演をしてくださいました。竹がどれほど日本人の生活にかかわり、用 いられてきたのかを学ぶことができました。その後、先生の案内で園内を見学し、珍しい亀甲竹など種々の竹が植えてある美しい庭を楽しみました。
2009.7.18益富地学会館
…鉱物、化石、岩石の標本がところ狭しと陳列されたフロアーで、学芸員の方に石に関する興味深いお話をたくさんしていただきました。京都の亀岡市で産出される珍しい「桜石」の実物を見て、参加者全員がその断面の模様の美しさに感動しました。
2009.6.6金剛能楽堂
…加茂川会のメンバーである若柳彦寿さんの日本舞踊の公演を、金剛能楽堂で鑑賞しました。会場は満員でした。海外からのゲストがたくさん参加してくださり、とてもうれしく思っています。格調高い舞台を堪能していただけたことと思います。
2009.5.9観峰美術館
…まさに、春にちなんだ原田観峰家元の躍動感あふれる書と彼の書画古文書の蒐集の鑑賞に感動しました。英語のスクリーンの解説で彼の思想や世界での活動もよく分かり、外国人ゲストにも喜ばれました。
2009.4.11加茂川会春のパーティー/嵯峨野武田家別荘
… 大変な好天に恵まれ、いたるところ桜が満開の中、嵯峨野でパーティーを開催しました。津軽三味線とアフリカのパーカッション、日本在住のイギリス人女性に よるボーカルという異色のコラボレーションのパフォーマンスに会場は大いに盛り上がり、その後、会員手作りの食事やお抹茶を頂きながら和やかに歓談し、美 しい春の一日を満喫しました。
   
出演者:
*寂空 -jack-(
三味線) :伝統的な津軽三味線だけでなく、「ロック」を感じさせる三味線を得意とする。2008年には、映画「スリーデイボーイズ」の挿入曲や、最近では富士ゼロシアターにて秋川雅史氏コンサートのオープニングに出演するなど幅広く活躍。
*金山典世(かなやま・のりつぐ/ドラムス&パーカッション):2006年パーカショニストとしてソロデビュー、2008年3月には中国北京公演にて海外デビューを果たし評価を得る。フリーハンド・スタイルという珍しい奏法を使うプレーヤーとして注目されいる。
*エレノア・ロビンソン(ボーカル):イギリス・リバプール出身。青森にて3年間、津軽民謡を学び、外国青年による津軽弁大会で「もっけ」大賞受賞。津軽民謡を歌う津軽親善大使。現在、京都大学博士課程で研究のかたわら翻訳者・講師としても活躍。
2009.3.7京都国際マンガミュージアム 
…地下書庫に大量に保存されている貴重なマンガ資料を見学しながら、日本のマンガの歴史について説明を受けました。ワークショップではマンガの書き方のルールを教わり、プロ仕様の画材を使って、実際に吹き出しや背景の“ペン入れ”を体験しました。
 
2009.2.21樂美術館「樂歴代作品と茶道工芸美術」
…千家十職、十五代樂吉左衞門氏より樂焼き「伝統の継承と現代作家の精神」をお話しいただきました。そして、作陶ビデオを見せていただき、最後に樂美術館で「花のかんばせ」歴代の作品を拝見しました。精神性など、多くのアーチストの方々が感銘を受けられました。
 
2009.1.24風俗博物館
…下京区にある風俗博物館を訪問しました。博物館には『源氏物語』の「六条院春の御殿」が四分の一の模型で具現展示され、そこに平安装束をつけた人形が美し く配置されています。学芸員の説明を受け、参加者一同、平安時代の風俗の一端を学びました。別室では平安時代の装束を着て、等身大の光源氏の人形と一緒に 写真をとりました。
  
2008.11.15妙心寺塔頭 退蔵院
拝観と座禅会
…退蔵院の副住職、松山大耕氏より「禅の心」「座禅の意味」についてご説明いただいたのち、氏の指導のもと、20分ほどの座禅体験をしました。その後、副住 職にご案内いただきながら、退蔵院所有の国宝「瓢鮎図」、室町時代の画聖、狩野元信により築庭された枯山水庭園、昭和時代に作庭された「余香苑」を拝見しま した。
  

他の年の活動記録もご覧ください。
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